ウルトラ恥ずかしくてとても
人間性に問題があるのではないか
全部、構造は同一です。
構図は「上下関係(強者と弱者)」で、構造は「パワーとコントロール(力と支配)」に他なりません。ハラスメントと名のつくもの全て、この構造をはらんでいます。女性と子どもが多いのは、生物学的にも社会的にも、弱者の立ち位置が多いからです。
※ こんな肝心なこと、どうして社会学者や心理学者が書いて、広く世間に知らしめないか、そちらのほうが不思議でなりません。既にあるのでしたら、お教えいただきたく思います。
この殆ど全てを経験したからこそ、この構図が全て一緒だと判ったのかもしれません。今日まで数十年、「人間性に問題があるのではないか」と思われるのではないかと、話すことができませんでした。自分自身でも、これだけ繰り返されるのは「人間性に問題があるのではないか」と、ずっと悩んできました。
「いじめ」のときも「オマエに悪いところがあるから」、パワハラのときも、DVのときも「オマエに悪いところがあるから」と、ずっと言われ続けてきました。
今なら判ります。
「いじめられる側にも問題がある」という考えは,100%まちがいです。「いじめられる側にも問題がある」というのは,結局,どんな人に対してもこじつけて言うことができてしまう,後づけの言い訳にすぎません。https://t.co/YMZFpC1kMI
— 弁護士山下敏雅 : 子どもの法律ブログ (@children_ymlaw) 2017年7月30日
いじめられる側に原因があるか聞かれたら
— はるかぜちゃん(かわいい) (@harukazechan) 2016年10月18日
完璧な人間はいないので
ある、と答えざるをえません
けれどそれは、いじめる側が原因を相手の中に「見つけた」だけのことだと思います
まずいじめる側に、誰かをいじめたいという目的(結果)があって
その目的に向かって、原因を探し出されたのです
確かに、私に全く原因がないわけではありません。完璧ではないし、短所もいっぱいあります。でも、それが問題ではなかったのですね。それはいじめる口実に過ぎなかったということです。
私の悪かったところは…
もっと早く判りたかったなあ、人生の大半を返して、と思います。
上下関係の下位ポジションに甘んじていたからいけないのです。女性という社会的弱者だとか、部下という立場の弱さとか、弱い側に回ることはよくあります。だからといって諦めるのではなく、毅然として、断固として、はねのける強さが必要なのでしょう。私には周りの雰囲気に流される弱さ*1がありました。親や教師がダメでも、上司や同僚の理解がなくても、ターゲットにならないのは毅然とした強い態度に出るひと*2でした。からだや立場の強さ弱さではなかったのです。ターゲットを探すひとにとって、格好の餌食にならないことですね*3。
※ いま悩んでいる子どもたちに、こうしたことを伝えてあげたいです。私には、この歳まで、こうしたことを伝えてもらえる機会がありませんでした。このこと一つを知るだけで、どれだけ生きていき易くなるでしょう。今年も9月1日を前に、周りに悩んでいる子どもがいたら、どうか伝えてあげてほしいです。