早く気づいて・早く逃げて

DVからの脱出の経緯について書いています。

壊滅的な不器用

生まれて初めて見た

折り紙も折れないで

DV加害者には、折紙をいくら教えてもダメで、信じられなかった。よく子育てをやってきたものだ。複雑だから難しいというレベルではなく、非常に初歩的な、保育園でやるレベルでもできなかった。一工程一工程、ステップを追って横でやってもダメだ。「できない」と言って、すぐに投げ出してしまう。やる気がないのか、本当にやれないのか、よく判らなかった。

洗濯物をたたむのにも、きちんとたためない。ハンカチやタオルも、角を揃えてぴっちりたためないので、「こうやってやるんだよ」と、やりかたを見せた。真似をすればいいだけだ。それでも、いつも何でも丸めたような感じで、「こんなの洗濯物をたたんだことにならない」と思っていた。手抜きをしているようには見えなかったが、やる気がないのか、やれないのか、やらなくていいと思っているのか、いつもよく判らなかった。今でも判らない。

 ひとは各々、得意なこと不得意なことがある。わたしにも誰にもある。不得意なことを責めているのではないのだ。また、きっちりか適当か、価値観は各々、家によっても違うと思う。問題は、そこにはない。

もっとも嫌だったのは

できないということではなくて、「できないと思っていない」「恥ずかしいとも思わない」、そのメタ認知能力のなさに愕然とした。彼我の差や自他の区別について、認識できないのではないかと疑った。少々の不器用ではない。保育園レベルの折紙や、ハンカチをたたむレベルでだ。自己肯定感が高いとか、そういう話しではないような気がした。「自分がどれだけ(ひとより)できないかさえ、気づいていないのではないか

だから発達障害を疑って、カサンドラ症候群だと思っていたんだ。

<早く気づいて・早く逃げて>
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