早く気づいて・早く逃げて

DVからの脱出の経緯について書いています。

無理解の連続で(私の場合)

コンタクト先の遍歴

二年を無駄に費やす

~誰も彼もが「フツー」と言う~

友人も知人も占い師も皆、同じようなことを言った*1

  • よくあることよ / よくあることだ
  • みんな我慢してる
  • あなたの対応が悪いんじゃない?

「自分が悪いのだ」と思い込まされて、2年を無駄に費やした。その間、心身ともに酷くヤラレた*2

  • 始末が悪かったのが、友人の司法書士で、ずっと頼りにしていたのだが、いま思えば「二次被害」そのものだった。法律的に公平な立場でモノを言ったのかもしれないが、「〇ちゃんも悪い」オンパレードだった。「二次被害じゃない?」と指摘したら、そのまま音信不通になって、頼りにしていたので、途方に暮れた。こんなことをするひとを、友人だと思っていた自分にもあきれるが、あれで離婚専門の司法書士というのは、顧客が可哀想だと思った。プロなら対象案件について、もっと勉強してもらいたい。あれは被害に打ちのめされている者に、絶対に言ってはいけないセリフだ。最も肝心なときに見放した酷さは忘れない。 

遠回りし続けて*3

1.お役所
  • 最初に行った■市役所は、電話ではよかったものの、(いま思えば)担当が最悪だった。追い返されたようなもの*4
    「もっと困っている人がいっぱいいます」
    「できることはありません」
    絶望しかなかった…
    (これで約2か月を棒に振る)
  • ずっと後になって行った(勤務先の自治体の)○市役所では、親身になって話しを聞いてくださり、様々なサポートを紹介してくださった*5

※ ■市には今でもトラウマがある

2.警察
  • 最初に行った■警察は、担当者がとても親切で、警察でできること・できないこと、警察の介入による危険について等、さまざま教えてくださった。担当はよかったのだが、その上の係長が加害者となあなあで*6、避難先まで電話をかけてきたので、空恐ろしくなった。最後まで非協力的で話しにならなかった。担当のかたは詫びてくださったが、立場上、上の者には逆らえなかったのだろう。
  • 困っている私を見て、知人が電話してくれたおかげで、「狂言ではない」と、信頼度が上がっていたかもしれない。市役所もそうだったが、第三者が介入してくれると、話しが早いケースも多いように感じた。
  • 次の□警察はさすが、支援者団体と連携が取れているだけあって、めちゃくちゃまともだった。同じ都道府県の同じ所轄とは思えないほど違っていた。帰省時には、都道府県を越えて、地元警察と連携してくれた。
  • 帰省先の地元警察も、(田舎なので)慣れないながら懸命に対応してくださった。大掛かり過ぎて、親族がビビるくらいだった。都道府県を越えた依頼のおかげもあったかもしれない。(所轄→県警→県警→所轄と、上から下りてくるので。)
  • ラストの○警察も、□警察からの連携連絡がよかったせいか、親身に対応してくださった。但し、悪徳不動産屋が現住所がバレる情報を加害者に漏らした際に対応した婦警は最悪だった。「未だ事件は起きていませんから」
    「殺されてからじゃなきゃ動かないのか」と怒鳴ってしまった。
3.その他、公的機関
  • 家裁(保護命令について相談)
  • 自治体の女性センター(自治体とも何処とも連携が取れてなかった。単なる相談とカウンセリングに終始)
  • 県民局(住居について相談)
  • 弁護士(法テラス利用で、3回まで無料相談できた)*7
  • (あと、思い出したら加えます)

※ どこもかしこも縦割りで、ワンストップサービスがなく、あちこち別々にコンタクト取らなければならないのは、非常に煩わしかった

4.民間
  • 支援団体に巡り会えたおかげで、脱出できたようなもの。今でも感謝している。私の持つ専門知識や知恵は全て、支援者のおかげで勉強でき、身につけられたものばかりだ。こちらについては、別途、具体的に書きたいと思う。
  • すがる思いで電話したが、幾らかけてもつながらない。後で知ったが、少ないスタッフと予算で、全国からの電話を受けている。どの案件も、クリティカルなものばかりだ。諦めてはかけ、諦めてはかけ、を繰り返し、十日ばかり後につながったときは、思わず泣いてしまった。後からもつくづく思った。本当に諦めなくてよかった。 

※ これだけの紆余曲折を経て、様々な支援につながれました。最初に友人知人に相談したとき、■市役所に行ったときは、「もうおしまいだ」と絶望していました。諦めなければ、絶対に救ってくださる方々がいます。最後まで諦めないでください。心からのお願いです。

 <早く気づいて・早く逃げて>

#早く気づいて・早く逃げて #DV #モラハラ #DV加害者 #DV被害者 #DV啓発

*1:いま思えば、それだけDV環境が当たり前だったという、戦慄すべき事実が浮かんでくる。どれだけの人々が「DVがフツー」で「我慢して」生きているのだろう

*2:気がつくのは、早ければ早いほど良いと思います。逃げる気力・体力さえ失なってしまうからです。「学習性無力感」というのもあります。

学習性無力感(がくしゅうせいむりょくかん、英: Learned helplessness)とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象

また、早ければ早いほど、後遺症も軽くて済みますし、回復も早く、PTSDにもなりにくいと思います。

*3:それでもDVに堪りかねて行動を起こした

*4:女性市長の、女性福祉が聞いてあきれる。加害者が気に入って住みたがった街だけあって、「表面的」「お体裁だけ」の自治体だった。後になって、支援NPOがコンタクトしたら、手のひらを返したように対応がよかった。相手によって態度を変えたようだ。

*5:異動になったばかりと言っておられたから、担当の当たりがよかっただけかもしれないが。

*6:義父のDV事件で、義母がお世話になった際の顔見知り

*7:但し、DV専門の弁護士を紹介してくれたのは民間の支援団体。専門知識のない弁護士に当たると、役に立たないどころか、二次被害にもなりかねないので注意