早く気づいて・早く逃げて

DVモラハラからの脱出の経緯について書いています。

華麗なるDVモラハラ一族②

DVヤロウの息子の場合②

※ 小6か中1のときに母親に置いて行かれたという。それから高1まで、どんな生活を送っていたのだろうか。食事は与えられていた。洗濯した衣服も与えられていた。社会性が全く無かった〝ひとはパンのみに生くるに非ず〟文化も社会も、彼の横を通り過ぎて行ったのだろうか。

その証左:

1.怒られるのが嫌だからやってるだけ<本質をわかってない>

  • バレなければ→平気
  • 怒られなければ→やらない
  • 判断基準は良い悪いではなく、怒られるか怒られないか→モラルハザード

 2.ほうれんそうが全くできない

  • 失礼なことを平気で言う
  • 失礼なことを平気でする
  • 気づかない
  • ステロタイプな返信で失礼
  • 返信すらしない
  • 自分勝手で確認しない
  • 自分判断のみ
  • 話し合い、すり合わせが全くできない
  • 1つに固執する
  • 臨機応変できない
  • 状況判断しない
  • 複雑な依頼は受けられない
  • 会話が成り立たない
  • くだらないことはいつまでも喋るが肝心なことは一切言わない
  • 嘘が多い←怒られたくない目的
  • 常に誤魔化しが多い←怒られたくない目的
  • 正々堂々とやらない←怒られたくない目的
  • お金を勝手に持って行く→しらばっくれる→繰り返す→罪悪感はないのか
    (先を考えられない近視眼的思考)
  • 悪事はバレると考えないのか→今のことしか考えられない

3.ボディランゲージが通用しない

  • 首を振って一生懸命に否定していてもわからない

4.奇妙なこだわり、柔軟性が全くないこと、不自然なかたくなさ

  • 目的のない習慣
  • 本末転倒の行動
  • 感情的
  • 逆ギレもしくはダンマリ
  • 甲斐のないひと
  • 失礼な人
  • 素直でない
  • とにかく言ってることをきかない
  • 言い張る
  • 変な行動に疑問を感じていない

 5.想像力の欠如

  • 先を見通す力
  • 先にどうなるか考えようとしない
  • 損得勘定ができない
  • いくら言い聞かせても隠す、誤魔化す
  • 計画が立てられない
  • スケジュールが設計できない

 6. 思いやりの心

  • 嫌がっているこちらの気持ちがわからないから、同じことを幾度注意しても(自分が平気なら)繰り返す
  • ひとの気持ちがわからない
  • 自己中心的
  • 事象を見て判断できない
  • 自分の頭で考えていない
  • 目的が何か全く考えない(例:家事・お風呂掃除・洗い物・掃除機かけ)

7.自己を否定されることを非常に忌み嫌う

  • 受け入れない
  • 認めようとしない
  • 客観的に自覚しない
  • 見なかったことにする
  • 言い逃れに終始
  • 言い訳しかない
  • 反省に結びつかない
  • 改善に向かない
  • 低いほうと比べて安心したがる
  • 高いほうと比べて悔しがらない

※ 部分否定と全体否定との区別がつかないのではないか
※ 何でも全体否定と思って拒絶してしまうのか

 8.致命的な不器用さ

  • ふつうのことがまともにできない
  • 掃除も洗い物も泡をたてて遊んでるだけ(本末転倒)
  • 意気がない
  • 意欲がない
  • 向上心が全くない
  • 恥ずかしいと思う心がない

※ 今になって、こうしてまとめてみると、〝DVモラハラあるある〟そのもので驚いた。彼の場合、発達系の障害なのか、面前DVによる脳の萎縮なのか*1、私からは判らない。お医者さんやカウンセラーや支援者さんに見せるときに要るだろうと思ってまとめてきたノートだが、今になって更に〝世代間連鎖〟の空怖ろしさを痛感している。

※ 彼に対する私の態度が〝虐待〟ではないかと、悩んで相談者を探したところから、全ての話しは始まった。彼には随分な迷惑をかけられ、被害も尋常ではなかったから、可哀想には思ったが、正直言って、最後まで好きになれなかった。「彼の幸せも、自分の幸せも、どちらも全うするにはどうしたらよいか」を悩んで、工業大学への進学をすすめた。彼も喜んでいたし、明るい未来が拓けそうだった、そのときは。

※ 逃げるにあたって、最後まで気にかかっていた。好きではなかったが、彼のこの状態を気にかけている者は、親族には誰も居なかったからだ。それでも、私が居ても何もできなかったし、何より私自身の身の危険のほうが重要だった。大学のスクールカウンセラーでもいい、企業の産業医でもいい、誰か気づいて、彼をこの状態から拾い上げてほしいと思っている。

<早く気づいて・早く逃げて>
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*1:面前DVなどの虐待は〝第四の発達障害〟と言われている。脳の同じ部分に同じ特徴が見つかるのだ。また、「認知症」とも同じ部位がやられる。