早く気づいて・早く逃げて

DVモラハラからの脱出の経緯について書いています。

アドラー心理学の勉強会

イムリーなテーマで

月1の勉強会

7月からずっとアドラーの勉強会に参加していました。小じんまりした小規模なもので、不思議なご縁で講師の先生に巡り会い、ほんの内輪で勉強会を開いてくださることになったのです。これまでの自分から抜け出す何かの助けになれば、程度の考えで、定期的に参加していました。どのプログラムも直接的に役立つものばかりでしたが、今回は本当にタイムリーなテーマでした。

この2週間というもの、過去の集大成ともいうべき、様々なトラウマに苦しめられて、本当にしんどい思いをしました。ここで今回のテーマが出てきたことで、たいへん助けになり、びっくりしました。

6章 - セルフトークを意識する

実習1 悪魔のささやき
実習2 天使のささやき
理論 セルフトーク

「マイナスのセルフトーク」を書き、メンバーにささやいてもらいました。本当にきつかったし、つらかったです。途中で〝止めて~〟と言いたくなるくらいでした。「プラスのセルフトーク」は、〝そうそう、そうだよね、うんうん〟と言いながら、聴いていました。同じ時間なのに、マイナスのほうは何と長い時間に感じたことでしょう。

※ 教訓: こんなに酷いことを、常に自分にささやき続けるのは即刻やめよう

この2週間、自分にささやき続けていたのは、聴くに耐えない、本当に酷いことばかりでした。ひとには酷すぎて絶対に言えないようなことばかりです。こんなことを聴かされ続けていたら、からだの調子も悪くなるし、元気がなくなってゆくのも当然に思えました。さりげなく常にやっている〝自責〟の悪影響を痛感し、意識化できました。

☆ 自分で自分を勇気づける:

なるべく普段思いつきもしないようなことを選んで、「プラスのセルフトーク」を意識する

7章 - 目的を意識する

実習:「何のために」
理論:「行動には目的がある」

「不適切な行動でも、それにはポジティブな目的がある」というのが課題でした。〝本当の目的は何か〟を考えれば、不適切な行動も是正されてゆくかもしれないのは勿論ですが、アプローチのしかたによって、犯人探しや被害者意識から、希望の持てる展望に代わるのは、画期的でした。

  • 原因論(原因・結果アプローチ)ー Why
  • 目的論(目的・手段アプローチ)ー for What

ビジネスの世界、特に製造業ではQCサークルPDCAサイクルなど、原因究明のアプローチが主流です。知らず知らず「原因論アプローチ」に慣らされていました。機械や物理法則など、人間の意志を伴わないものなら、〝因果関係〟を追及する原因論アプローチでも構わないのですが、人間には意志があり、物理法則とは異なるというのが印象的でした。

確かに原因を追究してゆけばゆくほど、犯人探しや他罰的・自罰的になり、過去を振り返ってへこむばかりですが、「目的論アプローチ」は、先の希望に向かって、明るく主体的に進むことができます。同じ事象の解釈でも、ここまで方向性と心のさまが違うかと思いました。言われてみれば〝な~んだ〟ですが、無意識の心ぐせは怖いものです。

※ 教訓:人を責めない人間関係の築きかた

ここで大事なのは、次の点を明確にしておくことです。

確かに、冷静に「課題の分離」をすれば、問題の大半は片付くように思います。そこで、バウンダリーも意識できるでしょう。

勇気づけコミュニケーション講座「ELM」

案内より: ~アドラー心理学を基礎にした体験学習講座です。自分自身や身近な人の良いところ、素晴らしいところに気づき、元気に、楽しくなります。~

この講座は12章からなり、これまでに次の章を行なってきました。

1章 - さまざまな見方・考え方を意識する
2章 - 聴き上手になる
3章 - 言い方を工夫しよう
4章 - 感情と上手につきあう
5章 - 自分のスタイルを明確にする

言われてみれば、〝なるほど〟の、〝目からウロコ〟ばかりでした。それだけ、
自分の心ぐせに気づき、意識することは大切だ、と痛感させられました。

同じ事象が、全く違う風景にとらえられます。

 <早く気づいて・早く逃げて>
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