早く気づいて・早く逃げて

DVモラハラからの脱出の経緯について書いています。

劣等コンプレックス

劣等感とは違う

劣等コンプレックスとは

  • 自分が劣等であることをひけらかして、人生で取り組まなければなければならない課題を避けようとすること
非建設的な対応
  1. 言い訳
  2. 卑屈
  3. 逃げ
  4. など、何も生まないもの

※ 非生産的

※ 意味がない

VS 劣等感

  • 劣等感は、こうありたいと思う目標と現実の自分とのギャップに直面したとき抱く陰性感情の総称
 建設的な対応
  1. 補償
  2. 創造力
  3. など、先を切り拓いてゆくもの

※ エネルギーを生む

誰もが持つ劣等感

  • 全てのひとが劣等感を持っており、それはむしろ健康で正常な努力と成長への刺激である
 自己決定性

誰もが持つ劣等感から、建設的な対応をするか、非建設的な対応をするかは、受け取り方や取り方のくせによる。そのひとの持つ「自己決定性」に左右される。言い換えれば、自分で選んで、逃げるか進むかを決めている。

優越コンプレックスもある

劣等コンプレックスのうらおもて
  • 自分がいかに優れているかをひけらかす。少しでも自分が上のことを探し出し(もしくは作り出し)、優れていることを誇示するという安直な手段によってしか自分の存在を認められない。

DVモラハラ男のありかたは

  • 劣等コンプレックス:    言い訳と逃げ
  • 優越コンプレックス:    自分が上という安直な手段

建設的な、例えば補償行動や、創造力を拡げて克服する努力をせず、現状維持のまま、安直な逃げの手段をとる。

現状把握の落とし穴も

  • 適切な劣等感を持つためには、的確な「現状把握」が必要
  • ここにバイアスがかかると(例:誇大妄想狂)ギャップそのものが消失

そもそもDVモラハラ男は、劣等意識から逃げる以前に、現実そのものを拒否し、現状に直面せず*1、「現状把握」もまともにしない者も多い。卑屈になる前に卑劣になる弱さそのものだろう。

私たちの強さ

少なくとも、現状をきちんと認識し、劣等コンプレックス(言い訳や逃げ)に陥ることなく、優越コンプレックス(ひとのアラ探しをして安心感に浸る)にも陥ることなく、劣等感に向き合えることだけでも、充分な強さとしなやかさを持てていると言える。

 <早く気づいて・早く逃げて>
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*1:心理学用語の「否認」