自我が崩壊する加害者群
ターゲットを失なうと自我が保てない
常に被虐待対象を必要とする
DVモラハラ夫が
妻子に出て行かれて自殺する、数年後に病死する、という話しを読んだ。
生き甲斐説
〝生き甲斐〟を失くすから、という説もあった。暴力や嫌がらせを生き甲斐にされては、やられるほうは堪ったものではない。それもあるが、そんな誰も喜ばない、誰も幸せにしないことが生き甲斐だという、心の闇の深さが怖ろしく、哀しくもあった。
吸血鬼のような生き方
自我が崩壊してしまうのだと思う。依存関係なので、依存対象を失くしてしまうと、もうどうしたらいいのかわからないのだろう。それで次々にターゲットを作ってゆき、被害者を増やしてゆく。歳を取ったりして、次のターゲットが居ないと、急速に衰えてゆくのだろう。
餓鬼道か畜生道か
DVやモラハラによって心の隙間を埋める、そういう他者依存のしかたをしていると、いつまで経っても充足しない*1。DVもモラハラもエスカレートするだけだ。逃げられたら次で、いつまで経っても依存する他者を必要とする。永遠に飢え餓えがおさまらない、吸血鬼のようだ。他者を利用しない、自立した自我というものは、一生得られないのだろうか。
地獄図絵に出てくる、餓鬼道か畜生道で蠢く亡者のようだ。
逃れてよかっただけでなく
私たちは、そうして他者の上に乗って自我を構築するタイプでなくてよかった。被害の酷さに対する憤りは忘れないし、哀れと思ってやる心はわきにくいけれども、それよりも、そんな悲惨な自我の状態に気づきもせず、気づこうともせず、生き地獄のような人生を歩まなくてよくて、本当によかったと思う。自分で選んで、自分で決めて、自分で幸せになる。
<早く気づいて・早く逃げて>
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