早く気づいて・早く逃げて

DVモラハラからの脱出の経緯について書いています。

三年が経ちました

記念日に

三年前の三月三日は家を出る決意をした日だった。三年より、もっと前のような気がする。それでも中学や高校を卒業できるくらいの期間が経ってしまったんだね。

酷い目に遭って、もう二度とこんな酷い目に遭いたくないと、心から思い、やっと決断ができた。

準備なしでひとまず逃げたので、本当に家を出られた二か月後まで、地獄のような日々を過ごした。

この三年間と同じことを繰り返すのは無理だと思う。二度と繰り返したくないつらい日々だった。それでも、あの頃の惨めな思いに比べれば、ずっと人間らしい、自主的な暮らしができていた。

あの惨めな暮らしが当たり前だと思って、ずっと我慢していたのだと、今さらのように判った。我慢してる自覚も無かったわ。

人生、山あり谷ありだけど、あんまり谷底ばかり続くと、山があるという希望も失なってしまうのね。谷底が当たり前の人生になつてしまう。

今後は山あり谷ありの谷になっても、山があると信じて乗り切りたいわ。

そのほうがダメージも少ないし、早いとこ乗り切れると思う。夏は夏の暮らし、冬は冬の暮らし、っていうのと変わらないかも。

身の回りのものだけで、何もかも諦めて家を出て、何も無くて随分と恨みもした。身の回りのものも、み〜〜んな断捨離してしまって、本当に何も無い。特に昨年、ラストの遠距離転居してからが本当につらかった。ステップ・ハウスにもレオパレスにも最低限の家財道具はあったし、働けば生活は整うものと信じてたから。

食器は三段ボックスに入れ、フローリングにレジャーシートを敷いて、お布団を敷いて眠っている。そんなボンビー生活は、余りにも恥ずかしくて、なかなか言えなかったし、言っても信じてもらえてなかったな(笑)

弊害は、余りにもボンビー生活に慣れ過ぎてしまって今、戸惑っているところ・・どこからどう手を付けて生活を整えたものか戸惑ってる。

 

あんまりボンビーなことを書くと、これから飛び出そうという方々の背中を押せないと思い、正直に書けないところもあつたのね。自治体や官警のみならず、信じてたひとに騙されて、失なわないでいいものを失なったりしたしね。


インフル検査が陰性だったのに勇気をもらい、高熱のまま無理くり仕事してた。発熱でいちんち寝込んでたんだけど、丸三年の節目ということで記録に残すことにした。「ひとまず三年」という言葉がよりよく判るような気がする。もう卒業だと思う。

 <早く気づいて・早く逃げて>
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